夜明五戦士伝：キャラクター紹介

キャラクター紹介用ページです。

更新タイミング
・小説内でキャラクターが増えた時
・新設定が追加された時

設定からネタばれになってしまう場合があるので…（´ω`；）申し訳ないですが…
敬称略です。また、名前は小説内における名前です。

最終更新：2012/2/14
（五戦士・関係者）ことば　　　　　　　
　　　　　　追加



（五戦士・関係者）

木の戦士
Belphe=Laziness（ベルフェ＝レジネス）
性別：♂
見た目年齢：18歳

クールな青年。しかし面倒見はかなり良く、紳士的とも言える。
500年前は裏の人間の子供たちのための学校でまとめ役を担うなど、人望は厚かった。
人ごみや騒音・雑音などが苦手で、常に耳栓とアイマスクを所持する。
好物は辛いものと自然。特技は演技と音楽と料理。
元々、鬼の妖とマフィアの間に生まれた子供であり、幼少時は非常に病弱であった。
そのため一時死にかけたが、双子の兄・Zom（ツォルン）の命と引き換えに長らえる。
現在の内臓の一部と右目はツォルンからの移植を受けたものである。その事に起因してか
戦闘時にはツォルンの人格に変化。横暴で少々乱暴だが、ベルフェと同じく面倒見は良い。
弱点は可愛い女の子と男の子（決して変態的な意味ではない）。

武器は紫色の巨大な鎌「パーガトリー・デスサイズ」。
身軽で運動神経が良い。バク宙、片手バク転も出来る。
生まれながらにタイムトラベルの能力を有し、その力を利用した瞬間移動(半径10km圏内)も得意である。現実を無かった事にする力も持ち、主に回復で使っているようだ。

500年前の戦争時「脳喰い」に襲われ命の危機に瀕していた所に「木行」の力を得る事で長らえる。ちなみにその際の人格はツォルンであり、ベルフェへの確認は無かったようだ。

火の戦士
Frashia・Ordoll（フレイシア・オードール）
性別：♀
年齢20～30歳（※実年齢非公開）

怪しい雰囲気の漂う元医師の女性。面倒臭がりでマイペース、豪胆で、姉御肌な一面も覗かせる。職業柄かどんな時でも冷静さを失わず判断力はにぶらない。自分の利害（自分が死なない事）を第一に考えて行動するので、感情や他人は二の次になる。罪悪感が欠如しており、自分のせいで誰がどうなろうとも、その事実について理解はするが反省は無い。このように、基本的には人を信じず孤立しやすい性格でもあるが、一旦相手を「仲間」として信頼すれば絶対に裏切らない。
いろんな意味で大人なのかもしれない。

主な武器は大量のメスと様々な病原体・毒の入った注射器・カプセル。
メスの場合は主に投擲、注射ならば主に至近距離からの攻撃となる。
また、あらゆる動物と意思疎通がとれるという特殊能力を持ち、特に蛇がお気に入り。
接近戦の時はペットの毒蛇・アレキサンダーが勝手に噛みついてくれたりもする。
戦闘などの時は毒を持った虫にも援助を求める事がある。
ただし、基本的な身体能力は非常に低く、逃げに徹する事もしばしばである。

500年前の戦争時、「脳喰い」に包囲された難民村に取り残された際に「死ぬくらいなら」と自ら望んで「火行」の力を得て、「火行」を象徴する金・赤金を心に埋め込む。ちなみにアレキサンダーは有限の命であり、死んでしまう度にフレイシアがクローンとして生成しなおしている。ちなみに今は第8000号とかその辺りらしい（フレイシア調べ）。

金の戦士
無光　人夢（むこう　にむ）
（偽名）白蝶　蛍追（ハクジョウ　ケイツイ）
性別：♂
年齢：19歳

感情の起伏が激しくないためクールで怖いイメージを抱かせるが、軽い部分もある。しっかり者で気さくな性格の青年。根はやさしい。孤独を好む傾向がある。
困っている人を助けたいと思う反面、面倒事は嫌いで出来るだけ他人任せ。
見ていられなくなれば勿論戦うが、戦闘も基本的には傍観し、仲間にも無茶な戦闘をせず傍観するように推奨する。しかしそれは臆病であるという訳ではなく「災厄に憑かれやすい」という戦闘において仲間を巻き込む不利益になり得る性質を持つためであり、彼が人一倍命を大切にしているためでもある。ただしそれなりに冷淡であり、自滅しそうな人や死にたがり、諭しても無意味そうな人などは見捨てる事も多い。

幻術使いだが、戦闘も得意。
武器は先端にクナイに似た刃物を取り付けた細いワイヤーと、蛇腹剣「黒牙」。
これら2種類の武器と幻術を用いた技を自ら複数開発している。

500年前の戦争時に、ベルフェと共に命の危機に瀕していた所に「金行」の力を得て、
「金行」を象徴する金・白金を肺に埋め込む。ちなみに、許可を出したのはツォルンであり、ベルフェ同様に人夢への許可は取られていない。しかし、それによってベルフェ・ツォルンとの関係にヒビが入る事は無かったようだ。

水の戦士
ことば
性別：♂
年齢：12歳

大人しく礼儀正しい、真面目な少年。一途でいつも一生懸命だが空回りも多い。
一見、弱々しい印象だがタフで活発。そのため自分で出来る事は自分でこなそうと努力するが、逆に無理をしてしまう事もある。
恥ずかしがり屋で、初対面や面識のない相手と話す時などに噛む事がある。
手先が不器用で、裁縫やリボン結びなどの細かい作業と料理以外の家事は苦手である。得意な事は歌。たまに無意識に口ずさんでいることがある。しかし他の人に聞かれていると緊張して音痴になってしまう。好きな事は料理と食べる事。そして可愛い物に目が無い。好物は甘いお菓子。嫌いなものは大きな虫と雷と極端に大きい物。
低い身長がコンプレックスで、この事について言われると怒る。しかし、怖くは無いのでよく他の戦士らからからかわれてしまう。

武器は魔道書。
魔法を使っての中～遠距離攻撃を得意とする。
肉弾戦は苦手で、頭を使う方が得意。運動神経はよくないが柔軟は飛びぬけて優れている。
（同居人らから過保護に扱われていたためか）自分の危険に対しては元々鈍感であったが、不老不死になってからはさらに鈍感になってしまった。

500年前、迫害を受けて妹たちと共に森の奥で共同生活を営んでいた。戦争時、獣人を迫害していた村人を救うため、最終的には自ら望んで「水行」の力を得て「水行」を象徴する金・黒金を「腎」に埋め込む。結局村には居られなくなったため、戦争後はしばらくこのみや妹らと「LOVE & PEACE号」で旅をしていた。しばらくして獣人らが暮らす集落を見つけ、そこで暮らす事となった。


口伝士
桐前　このみ（きりさき　このみ）
性別：♂
見た目年齢：17歳

愛と平和で世界は回っている、と本気で言ってしまう超平和主義者の青年。
プラス思考で非常に明るい。おしゃべりで、旅の一行の中ではムードメーカー的存在を担う。
愛情表現が常に大きい。ハグは挨拶代わり。
人見知りは無く誰にでもよくなつく。怖い人は苦手だがその内なつく。
こんぺいとうに目が無く、こんぺいとう絡みだと我を忘れかける。
手先が器用で細かい作業は得意。家事等も担う。
みんなが平穏に、幸せでいられる事がいちばんの幸せ。

武器は「ただの鍵」
護身用の武器として、服の右ポケットに突き攻撃の大きめの鍵、
左ポケットに投擲用の普通の鍵束を持つ。
ただし、ノーコンのため意味を成さない。その上本人に戦闘の意思が無いので滅多に使わない。
基礎体力は無い。50m走っただけでへばってしまう。
柔軟性は非常にあり、立ったままブリッジ・逆ブリッジ位は普通にやってのける。

500年前に五行の戦士たちの前に現れ、力を与えた謎の人物。各地に散らばる五行の戦士たちの居場所を唯一解析できる存在。戦争直後は各地をふらふらしていたが、ここ100年程は「赤の国」付近の深緑の森で暮らしていた。
幼い頃のニーナにピンチ（穴に落ちた）を救ってもらった事があり、その義理を果たすため、エルザとハマと共に五戦士探しの旅に出る。
彼自身が不老不死であるためただの人間では無いことは分かるが、それ以外の詳細は不明。また、脳喰いホォリィとは何らかの面識があるようだが…

（赤の国）

騎士団長
Elsa （エルザ）
性別：
年齢：21歳

生真面目かつ几帳面。
強い騎士の誇りを持ち、常に自らの命を投げ出す覚悟で戦いに赴く。
大切な物・人は全力で守ろうとするが、嫌いな物・人に対しては冷淡で血の気が多い様子を見せる。
職業柄か他人には警戒心を顕わにしてしまう節がある。

武器は背丈よりも少し大きな長剣と、それよりも大きく、赤い紋章の入った黒いバトルアックス。
剣の腕は一流で、負け無しと言われる。そのため普段は長剣で戦う。
しかし相手が強大である場合はどこからともなくバトルアックスが出現する。こちらもかなりの腕である。

赤の国の軍隊で騎士団長を務めている青年。
「赤の国」の王族の1人。前王と正妻の間に生まれる。
ニーナは実弟であり、ハマは異母兄弟。
第一子だが正式な王位継承権を得ることはできなかった。
「脳喰い」ホォリィに乗っ取られた国から王側近のハマと共に脱出。深緑の森でこのみに保護される。
最初は落ちのびた事に強い引け目を感じ単身国に戻ろうとしていたが、ハマとこのみに説得される。
そして伝説の五戦士たちを探す旅に出る事となった。

国王側近
ハマ
性別：♂
年齢：18歳

誰にでも優しい青年。人前で怒りをあらわにすることは無い。
きちんとけじめをつける性格で、時と場所を考えた行動が得意。年少者に対しては世話焼き。
老若男女、人に好かれ、頼られるタイプ。
趣味は読書と天体観測。暇な時は読書をしているため、本は常に持ち歩いている。
天体観測は色々な人に誘いをかけているが、なかなか皆がはまってくれないのが少し不満。
血が流れる事は嫌いである。ちなみに「ハマ」はあだ名であり、本名は違う。
しかし本人が本名を呼ばれるのを嫌がるため「ハマ」という呼び名が定着している。

武器は二丁拳銃。
細い見た目と裏腹に、人並み外れた体力と運動神経がある。

現王ニーナの側近として働いている。
「赤の国」の前王と侍女長との間の子供でエルザ、ニーナとは異母兄弟。
現王に「五戦士を探せ」という命を受け「脳喰い」ホォリィに乗っ取られた国から脱出。
その過程で騎士団長エルザを救出する。

現王
Nina David Verugarsya（ニーナ・ダヴィド・ヴェルガァシャ）
性別：♂
年齢：17歳

根暗で非常に面倒くさがりの青年。
引きこもり気味で自分のテリトリーに無断で入られるのを嫌う。
口が悪く、言っている事が後ろ向きな事が多い。
そのためよく誤解されてしまうが本当は優しく繊細で、守るもののためには一生懸命になれる。
好物はあんぱん。

基本的な武器は大量のナイフ。
また、生まれつき悪魔のような尖った尻尾を持ち、面倒な時はそれで相手を攻撃する事もある。

赤の国の現王。
前王と正妻の間に生まれた第二子。エルザとは実の兄弟。
ハマやエルザをはじめとした部下たちに支えられながら、若いながらも国政に尽力する。
「将来は建国の父以上の英雄となるのでは」と期待されているが
ハマに「五戦士」を探すよう命じて逃がし、自らは「脳喰い」ホォリィの人質となってしまった。
10年前にこのみと接触していたようだ。

（脳喰い）
Holy（ホォリィ）
性別：♂
年齢：実年齢23歳、見た目は10～11歳

無邪気で純粋な悪戯っ子。極度の面倒くさがりでもある。
親しい者に対しては見た目相応の性格・性質を見せる。
しかし、親しくない者は彼にとって「オモチャ」であり、突然斬りかかる、容赦の無い攻撃をあびせかけるなど
狂暴な姿を見せ、飽きてしまうと文字通り「処分」する。
兎のぬいぐるみ（Rosa）を常に持ち歩き、毎日お茶会をしている。
好きなものはいちごみるく、甘いもの、おもちゃ。嫌いなものは虫と夏（暑い環境）と自分の誕生日。
基本、猫かぶり。

武器は腰～足までの長さの銀色の大ばさみ。
このはさみを振りまわしながらの近距離戦を得意とする。
また、物体に魂を吹き込むという能力、言葉無きモノの声を聞く能力を持つ。
攻撃しない限りは大人しく、高みの見物を決め込む。
しかし実は好戦的で血に飢えており、一度戦いはじめると周囲が見えなくなってしまう。

このみが言う所の「女王蜂」のようなヒューマン型「脳喰い」。「赤の国」を襲った首謀者。何が目的なのかは一切不明である。しかしどうやら最大の目的はこのみと五戦士であり、またエルザの事も「実験材料」としようとしているようだ。